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おひとりさまのよもやま話

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高齢者の複雑な気持ちを理解するのは難しい

朝から母は恐ろしく不機嫌でした。
体調が悪いとよくこのようになります。
最近は相当我慢しているようで、八つ当たりをされることも少なくなりましたが、ここ2,3日ちくりと嫌味を言ってきていました。
昨日の夜中に大層具合が悪かったようです。

トイレに起きた時、電気がついており、父と母は起きていました。
「どうしたの?」と聞きましたら
「暑い?」と聞かれたため
「暑いよ、汗だくだよ。」と答えました。
母は寒い時に暑くなったり、暑い時に寒くなったりと、体感がおかしくなるので私に確認をとったのです。

ところが今朝になるとそれはひっくり返っていました。
「お父さんのいびきがうるさかった、ふうは暑いかって聞いたらプンプン怒っていた、誰もやさしくしてくれない!こうやって一人で死んでいくのなら、いっぱい人がいるところで死にたい!」
ギャーギャー騒いでいました。
「なんで怒ってるの?」と聞きましたら
「怒っても仕方ないから怒らないって決めたんだっ!私は怒ってなんかないっ!」
すごい形相でそう言います。
そして口を一つもきかなくなりました。
こんなことはしょっちゅうですが、そういう時に「違うのどーのこーの」と言えば、大変なことになります。
だから黙っているしかありません。

以前はいちいち返していたのですが、騒ぎが大きくなるだけで、しかも疲れるのでやめました。
ただでさえ、今日は朝起きた時から胃が痛かったのですが、いきなりこんなことがあり、胃の痛みは酷くなりました。
どこかへ逃げたい気分でした。

しばらく経つと、母は少し落ち着いたのか、話をし始めました。
最初はプンプン怒りながらでしたが、次第に自分を取り戻したようです。

やはり昨晩は酷く具合が悪くなったようで、本人曰く「死ぬかと思った。」そうです。
そんな時、父は何か言葉をかけるわけでもなく、気配りをするわけでもなく、知らん顔をしていびきをかいて寝ています。

「死にそうだ。」「もうすぐ死ぬ。」
これらの言葉はかれこれ数年前から出ています。
救急車も数回呼んだし、救急外来も何度も行っています。
CTや血液検査などひととおりの検査をやっても「死にそう」な原因が見つかったことはありません。

母が不機嫌になるのは、たぶん不安の裏返しなのだと思います。
私がひとりぼっちになる恐怖と向き合っているように、母もまた、様々な恐怖や不安と向き合っているのでしょう。

何で具合が悪いんだろう?
体が言うことをきかない。
いろんなことを忘れてしまう。
どうして私だけがこんな目に?
このまま死んでいくのだろうか?

そういう恐怖が怒りとなって時々爆発するのかもしれません。
そして身近な人間に当たって発散するしかないのでしょう。
そう思うようにしなければ、私も精神的にしんどいです。
そして胃がキリキリ痛みます。

でも頭ではわかっていても、冷静に対処できるかと言えば、そうではありません。
ムキになって言い返すことがほとんどです。
本当はいけないらしいのです。
高齢者の立場になって、その気持ちに寄り添い、共感してあげる、これが正しい対応の仕方のようです。
何を言われても動じることなく、同じトーンの口調を崩すことがない、そういう自分でいられるようになるには何十年かかってもできそうにありません。
どうしたらいいのだろう…?

ちなみに夕食は大好きなナポリタンをパクパク元気に食べておりました。
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