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おひとりさまのよもやま話

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苦手だった担当薬剤師が辞めてほっとした

先日、心療内科を受診した。
いつものごとく、世間話をちょっとして、診察終了。
会計を済ませて薬局へ向かった。

薬を受け取る際、薬剤師から「実は私、先月で退職したんです。今日は手伝いで来てるんです。」と言われた。
「ええっ!そうなんですか?」と驚きの表情を浮かべながら、心の中では「よかった~」と呟く。
私はこの薬剤師が苦手だった。

この薬局との付き合いは16、7年に渡ると思う。
担当者が決まっており、いつも同じ人が薬を手渡すシステムとなっている。
長年、私の担当をしてくれていた薬剤師Aさんがが突然辞めてしまい、このKさんに変わったのは3年ほど前だった。
「Aは退職しました」とだけ聞いた。
ちょうど近くにあったKクリニックが閉鎖したため、人件費を削るためのリストラでも行ったのだろう、と思った。

新たに担当となったKさんに「マスクをしなくて大丈夫なんですか?」
インフルエンザが流行中なのに、マスクもしていないので、深い意味もなく、世間話のつもりでそう言った。
Kさんは、「大丈夫ですね、体が丈夫みたいです。」そう答えた。

だが、翌月行った時も、その翌月行った時も、私の顔を見るなり、Kさんは
「あっ!マスクしてなくてすみません。」と言うのだ。
それが3回続いた時、カチンときた私は「個人の自由ですので、別に」と吐き捨てるように言った。
この人には余計なことは言ってはいけない、そう思い、一切話をしないことにした。

ところが、また嫌なことが起きてしまった。
私はマクサルトという、偏頭痛の薬を時々処方してもらっている。
(現在はジェネリックになり、薬品名は変わっている)
主治医はいい加減なので、前月処方した薬を確認もせずに、そのまま処方することが多々ある。
あの日もそうだった。
前月処方されたマクサルトが、また処方されてしまった。
私は処方箋に目を通しておらず、処方されて初めてそのことを知った。
思わず「あれ、頼んでいないのに」と呟いてしまった。

それから、また行くたびに「マクサルトは断ってください。」だの「あ、今回はマクサルトは入っていないんですね、断ったんですね。」
と言われるようになった。
それが何度か続き、とうとう私はキレた。
「断わるって何なんですかあ?!マクサルトは必要な薬なんですっ!!」
そして、ぷいっ!と薬局を出た。
それ以来私は、Kさんに対して、いつも憮然とした表情で接し、ほとんど言葉を発することがなくなった。

余計なことを言えば、余計な事をしつこく言ってくる。
ちょっと変わった人のようだ。
口を利かないようにしようと思ったものの、それでは聞きたいことがあっても聞くことができない。
担当者を変えてもらいたい、そのためにはどうしたらいいのだろう?
一時、本気で悩んだ。
でも、よく考えてみれば、この人と関わるのは4週に1度、それも3分にも満たない時間だ。
考えるだけあほらしい。
それ以上考えるのを止め、聞かれたことには答えるが、余計なことは言わない姿勢を貫いた。

ところで、前の担当者だったAさんとは、辞められて数カ月後にバッタリ会った。
首を痛めて整形外科を受診し、その近くの薬局に行ったら、いたのだ。
「え~っ!うっそぉぉぉ!」思わず叫んでしまった。
「突然いなくなっちゃったから、びっくりして。」
そう言ったら、Aさんは、ぽつりぽつりと事情を話し始めた。
突然、辞めて欲しいと言われたのだそうだ。
「Kクリニックがなくなったこともあるけれど、自分の娘さんを入れたかったみたいで。」とも。

とにかく、居場所と事情がわかり、すっきりした。
10年以上担当してもらっていたし、真面目できちんとした人だった。
余計なことも言わない。

この時、Kさんって管理者の娘さんなのだろうか?
だとしたら、クレームを入れて、担当者を変えてもらうのは難しいな、と思った。
その後はすっかり諦めていたし、私が余計なことを言わないように気をつけているせいもあり、なんの問題も起きていなかった。

そしたら突然の「退職しました」という報告。
1カ月休んで、他の薬局に移るのだそうだ。
以前はものすごい混んでいたのだが、今はあまり人がいない。
だから、人員整理といったところだろう。

「いろいろ間違ってしまったりして、すみませんでした。」と謝られた。
キレた後、喋らなくなったことを気にしていたのだろうか?
頭を振り、「お元気で」と言って薬局を後にした。
心なしか、足元が弾んでいた。
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