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おひとりさまのよもやま話

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ちゃんちゃんこを着た犬と、恐怖の体験

買い物の帰り、自分が向かっている先に、ちゃんちゃんこを着た大型犬が座っているのを発見した。
私は犬が大の苦手だ。
動物全般が苦手なのだが、特に犬がダメ。
散歩中の犬とすれ違う時ですら、心臓が破裂しそうになるくらいだ。

中学生の時、野良犬がいたので走って逃げたことがある。
犬は追いかけてきた。
必死で逃げて、最後は巻いた。
だからそれ以来、逃げないようにしている。
そ知らぬふりで通り過ぎようとするのだが、犬に気づかれ、吠えられることが多々ある。
最近は野良犬と遭遇することなどなくなり、ごくたまに散歩中の犬とすれ違う程度になっていた。

だけど、向こう側にいるのは、鎖で繋がれていない犬だ。
「え?なんで?」
「どうしよう?」
「ギャー!」
頭の中はパニック状態だったが、この場合、そ知らぬふりで通り過ぎるしかない。
犬に悟られぬよう、普通に歩いて行った。
帽子を目深に被り、マスクをしているため、表情は見えないはずだ。

犬に向かって一歩一歩近づいて行く。
これは私にとって、恐怖以外の何物でもなかった。
いよいよ犬の前を通り過ぎようとした時、突然犬が向こう側へと走り出した。
そして、数メートル先にいた人にじゃれつき、しっぽを振っていた。
「なんだ、飼い主がいたんだ、よかった」
ほっと胸をなで下ろして、さらに歩いた。

ところが、様子がおかしい。
近づいてみると、小さな子供を2人連れた若いお母さんだった。
子供の一人は赤ちゃんで、ベビーカーに乗っている。
犬は子供たちにじゃれついており、子供たちは泣き叫んでいた。
お母さんもうろたえているようだった。
ちょうど私の家の前だった。

お母さんは私に「どこの犬かわかりませんか?」と聞いてきた。
「わかりません。ごめんなさい、犬が苦手なので。」そう答えて、家の門をくぐった。
後ろめたい思いをしながら。
きっと、すがるような思いで、聞いてきたに違いない。
でも、犬が大の苦手な私には、どうすることもできなかった。
数歩歩いて振り返ると、ちょうど通りかかったおじさんが、犬を追っ払っているところだった。
安心して家に入った。

私も怖かったけど、あの子供たちはもっと怖かっただろう。
可哀想だったな。
あのお母さんも怖かったと思うけど、自分の子供を守らなきゃならないから、私に声をかけてきたのだろう。
私が犬好きだったらなんとかできたのにと思うと、罪の意識がなかなか消えない。

それにしても、あの犬はどこから来て、あの後どこへ行ったのだろうか?
ちゃんちゃんこを着ていたということは、大事にされているということだろうが、逃げてきたのかはぐれたのか…?
夢に出てきそうな恐怖の体験だった。
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