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絶縁状態の叔母に助けを求めるという選択肢 その2

叔母とは最初から「割り切った付き合い」のつもりだった。
最初というのは、20年の絶縁状態を経て、付き合いが再開してからのことである。

私のうちは、お金持ちでもなんでもない。
父はかつてかなりの酒飲みで、大枚を使ったが、母は必死で働き、辛抱して貯蓄をした。
私もそれに習い、コツコツ貯めた貯蓄がある。
借金もなく、今のところ金銭的には不自由のない生活をしているレベルだ。

叔母は、まだ家のローンを抱えている。
3番目の子供を40代で出産し、たいして成績もよくないのに2浪のうえ、3流私立大学に入学。
それも奨学金でまかなった。
でもその奨学金は使わず、金利がすごく高いところに預けている、とうそぶいていた。
「金がない」が口癖で、そのくせ新車を買ったりと(息子のだけど)、いらない見栄を張る。
しかも、ロクでもない娘がおり、たびたび金の無心をしているらしい。
だからいつまでたっても「金がない」のだ。
叔母本人は、金使いが荒いわけではない。
まあ、子供がちょっとね…という感じ。

そういう訳で、金銭的に困らない生活をしている母を、勝手に激しく妬み、憎んでいる。
私が一人でいると、しばしば母の悪態をついていた。
そういう人だとわかっていたので、適当に聞き流していた。

叔母は、根っからの悪人ではないものの、人とうまく付き合うことができない。
やはり、「人を妬む」という性分がそうさせているのだろう。

母が「叔母を利用しないか?」という話をしてから随分経った頃、肉体的にも精神的にも参ってしまった私は、軽いうつ状態に陥った。
ついこの間のことだ。

一生懸命やっているのに、毎日小言を言われる。
母はどんどん我儘になり、具合が悪いと八つ当たりをされる。
「テレビのチャンネルを変えてくれ」と頼まれることすらある。
父は言うことを聞かない。
何度行っても聞きやしない。
できないことが増え、重い物を持つのは私の役目になった。
着替えをするのに手こずるようになり、母と私が手を貸している。
私は都合のいい女(?)と化し、両親は自分でできることすら、やらなくなっていった。

こうしたことが原因で、もめることはたびたびだったが、今回の私の状態は自分でも驚くほど酷いものだった。
家を出ようをしたのだが、荷物を隠されてしまった。
逃げ場を失った私は、どうやって死のうかと考えたり、近所に響き渡る声で泣き喚いたりした。
母はかなり慌てたようだ。
私が寝込んでしまったものだから、皿洗いをして皿を割ったり、米を研いでご飯を炊いたものの、水の加減がわからず、やたら固いご飯になってしまったり。
勿論洗濯機の使い方など知らないので洗濯物はどんどん溜まった。
2人とも足や腰が悪いので、洗濯物を運んだり、干すこともできない。
せめて雑用でもやってくれたら助かるのだが、父は気が利かず、母は具合が悪いと言って寝ていることが多い。
私の負担は急激に増えてしまい、許容範囲をはるかに超えていた。

「無理してやらなくていいから」
2人揃っていつもそう言うが、じゃあ一体誰がやるというのか?

話合いの場がもたれ、収集がつかなかい場面もあったものの、「地域包括センターに相談する」ということになった。
「今は混乱しているから、落ち着いたら」ということで話がついた。
私は正直、行政のサービスには期待していない。
ただ、2人とも少なくとも介助申請は通るはずだし、何かあったら相談できる窓口ができる。
それだけでも、私の精神的な負担は軽減されるだろう。

と思っていたのだが、介助申請が通ったとしても、物理的な負担は減らない、ということにすぐ気づいた。
完全に介護状態になれば、介護申請をして、少しでも人の手を借りた方がいいと思う。
でも、今の状態では「焼石に水」といった感じだろう。
しかも、ちょっと込み入った話をしようとしても「具合が悪い」と言われてしまう。
そうやっていろんな話が流れてしまった。

かと言って、母は叔母と連絡を取る気もないようだ。
たぶん、よほどのこと…何かしらの大きな病気になったとか、そういう時に頼む気なのかもしれない。

母は「できることは自分でやる。頑張って1日1日を生きる。いいおばあさんになる。」と言っていた。
そして、私の状態も落ち着いていった。
最初は余計なことを言わぬよう気をつけていたようだが、3日経ったらまた小言が始まった。

とにかくダイニングキッチンで寝るのをやめてくれたら、相当楽になるんだけどな。
布団をいちいち運んで敷いたりあげたりせんでも、ベッドがあるのだからそこで寝ればいいのだ。
「寒い」だの「トイレが遠い」だのと我儘なのである。
自分らでできるのであれば、仕方ないけど、父が布団すら運べなくなり、私が手伝うしかなくなってしまった。
朝7時に起きる私が、階下に降りたらまだ布団が敷かれている状態、なんてことが多くなった。
まず布団をかたさないと、朝の支度ができない。
そして夕方5時半にはまた布団を敷く。
この超短い時間の間におさんどんをし、洗濯、買い物、掃除をしなくてはならない。
休憩を取ってもくたくたになってしまう。
それは私がふがいないからなんだけど…
父のように、何を言われてもどこ吹く風で、やりたくないことは意地でもやらない、を実践すれば楽になることだろう。
でも、普通の人間ならそれはできない。

論点がずれたが、母が叔母と連絡を取ることに対して、物言いを付ける気はない。
ただ、私が自ら、ということはありえない。
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