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具なしの焼きそば

   ↑  2018/11/03 (土)  カテゴリー: 親のこと
父は入れ歯をしているので、よほど固いものでない限り、噛むことができる。
しかし、母の場合は違う。

自分の歯は数本しかない。
入れ歯にすればいいことなのだが、奥歯に歯の根が残っている。
これを抜歯するとなれば、切開しなくちゃならないだろう。
私の親知らずの1本は、切開して抜歯した。
若かったからよかったものの、結構辛かった。

だから、毎日のように体調不良を訴えている母には、そのような処置は無理なのだ。
若い頃、抜歯をしてばい菌が入り、死にそうな目に合った母は、歯医者に対する恐怖心が強い。
また、体調を崩していることが多かったことから、歯の治療ができずに今日まで来てしまった。
前歯のブリッジが取れそうでぐらぐらしている。
取れたらどうしたらいいのだろう?

そういう訳で、母に合わせた柔らかい食事が中心となっている。
野菜はとにかく細かく刻む。
きゅうりはスライサーで細い千切りにする。
例えばほうれん草を買ってきたらまずゆでる。
そして、一部はごまあえにして、一部は母用に細かく刻む。
春菊もそうだ。
小松菜もゆでて、刻んで冷凍しておく。
それを味噌汁の具にしたりする。
油揚げも細く刻んで冷凍。
刻んでばかりいるので、背中が痛くなる時がある。

冬の間は毎日りんごを食べるのだが、私、父、母とで切り方を変えなくてはならない。
私のは普通に4分割でいい。
父は2センチ程度のスライスに。
母の分に至っては、すりおろさなければならない。
面倒くさくてたまらない。

フードプロセッサかブレンダーが欲しい。
実際、「欲しい」と言ったら、案の定「そうやって何でもかんでも買っていたら金が※△○■」とお説教を受けた。
アンタのために使うんだよ、しかも私が金払うんだよ、と心の中でぼやきながら耐えた。
私はずっとこうして、台所でまな板をたたき続けなくちゃならんのだろうか?
とにかく仕事が増えてしまっているので、少しでも楽になりたいのだが、それすら許されないのだろうか?

そして、麺類が圧倒的に多い。
うどんとかそばとか、そうめんとか。
焼きそばも時々食べるが、具なしである。
最初は私も仕方なく付きあっていたのだが、具のない焼きそばを食べるのが嫌になり、別メニューにするようになった。
もやしとざく切りのキャベツがいっぱい入った焼きそばが食べたい。
野菜炒めも食べたい。
野菜は半生でシャキシャキしている方がいい。

私は数年ほど歯医者へ行っていない。
たぶん虫歯だらけだろう。
いつか具のたっぷり入った焼きそばを食べたい。
だから、もう少し体調が落ち着いたら歯医者に行きたい。
でも、時間がない。
やることがいっぱいあって。
これからもっとやることが増えていくのだろう。

いつか食べられる時が来るのだろうか?
具だくさんの焼きそばを。

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(記事編集) http://yomoyamabanasi.com/blog-entry-151.html

2018/11/03 | Comment (-) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |