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おひとりさまのよもやま話

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うつ病のきっかけと始まり

2003年、私は長年勤めた会社から突然リストラされました。
家族で話し合った結果、1年休養したのち、再就職活動をすることになりました。
そして、仕事だと思って家事をするように命じられました。

洗濯物を干しながら、お皿を洗いながら、涙がとめどなく溢れました。
やたら疲れるような気もしましたが、慣れない家事をやっているせいだろうと、思いこんでいました。
眠れない、というわけでもないのですが、ぐっすり眠った気がしません。

後で冷静になって考えると、この時からすでにうつ状態になっていました。
この時、気分転換に旅行でも行っていれば、気持ちの切り替えができて、うつ病にならずに済んだのではないかと、深く後悔しています。
何を言っても今更遅いのですが。

とにかく「どれだけ泣くんだ?」というくらい私は毎日泣いていました。
おかしいです、これは。
リストラされて、悔しくて泣くけれど、通常は数日で気持ちが落ち着いて、「ま、仕方ないか」と思えるはずなのです。
それができなかったのは、自分の性格的なものなのか、それともすでに手遅れの状態だったからなのか、わかりません。
結局数年間、泣き続けていました。

そして、7月に入り、「なんだかだるいなあ」と思った私は、休むことにしました。
ところが数日経っても、よくなる気配がありません。
そしてある日、ベッドで横になっていたら、えもいわれぬ恐怖感が襲ってきて、震えが止まらず、心療内科へ向かいました。
車を運転できる状態ではなかったため、タクシーで。
確か点滴をした記憶があります。
そして主治医は満面の笑みを浮かべて言いました。
「うつ病です」と。

「やっぱりそうか…そうだろうな」
でも、ショックだったのは、それを満面の笑みで言われたことでした。
「人が病気になったのがそんなに面白いのか?」
とても不快でした。

主治医は女医です。
今でもそうなのですが、常に笑顔を心がけているようです。
でも、時にそれが、不愉快に感じる場合があるのです。
こんな時に笑顔って不謹慎だな、と。
まあ、今は慣れましたけど。

そして、抗うつ剤を処方されました。
飲んでも効いた気がせず、どんどん増えていき、同時に眠れなくなっていきました。
それは、抗うつ剤の副作用だったのですが、当時は気がつきませんでした。
主治医の指示に従って、薬を飲んで休んでいれば、治るものだと信じていましたし、2,3年もすれば普通の生活ができるようになるだろう、とも思っていました。

私を苦しめたうつ病の症状


・訳もなく悲しく、涙が出る
・不安感・焦燥感
・震え
・気力がない
・底なし沼に沈んでいくような落ち込み感
・体が鉛のように重い
・人が怖い

一般的には「食欲がなくなる」と言われていますが、私の場合、食欲はずっとありました。
人それぞれのようです。

薬は最終的には1日30錠まで増えました。
それでもよくならないのです。
主治医はいつも「ゆっくり休んでくださいね」しか言いません。
でも、判断力も低下していた私は、この治療法がおかしいことに気づかなかったのです。
通院は2週間に1度でしたが、不安感が強い時なども受診して、点滴をしてもらっていました。
だから1カ月に3回程度行っていたような気がします。

車は完全に運転できなくなり、1年後に処分しました。
そして病院へは、父が送り迎えをしてくれるようになりました。

うつ病は波があります。
時々「あれ?よくなった?」と思うことがあるのですが、数日しか続きません。
また、夕方から夜にかけて調子がよくなるという特徴がありました。
夜になると、「私はどこも悪くないのではないか?」と思えるのです。

うつ病になってから、私は部屋で寝ていたり、本を読んだり、インターネットをするようになり、家事は一切できなくなりました。
それでも、最初の2,3年は「そのうちよくなる」と思って、のんびり構えていたのです。
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